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2017.6.06

電子お薬手帳の市場規模は、2025年に10倍の70億円に

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市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング社がまとめた、
国内の電子お薬手帳市場の将来展望に関する調査結果が公表されています。

 

 

【電子お薬手帳サービスの市場規模】

(1)2025年に約70億円と予測。(2016年7.1億円の9.6倍)

(2)利用者数は、2025年に入院・外来患者数の約半数の約422万人。(2016年の利用者・112万人の3.8倍)

 

 

(1)2025年に約70億円と予測。(2016年7.1億円の9.6倍)

 

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今後、政府の医療情報の電子化の推進や薬剤師・薬局のかかりつけ機能の強化を背景に、
電子お薬手帳を軸に様々なデータが一元的に管理されることとなります。
このようなサービスの広がりから、2025 年には2016 年比9.6 倍の68.2 億円市場に拡大すると予測されています。

 

今後は、電子お薬手帳に情報を一元化し、薬局は健康情報拠点へと進化するとともに、
電子お薬手帳は医療・健康情報を患者自身が管理するPHR になると想定されています。

 

 

(2)利用者数は、2025年に入院・外来患者数の約半数の約422万人。
  (2016年の利用者・112万人の3.8倍)

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2016 年の電子お薬手帳サービスの普及率は約13%
しかし、人口比で見た比率は約1%と、まだまだ普及期とはいえない状況です。

 

一方、紙のお薬手帳は、患者の60%~70%に利用されているといわれます。
今後保険薬局へのサービス導入が進み利用環境が整備され、
患者自身が自身の医療・健康情報を自己管理する意識が根付けば、紙のお薬手帳並みの普及が見込まれ、
そのため2025 年には入院・外来患者数の半数の約422 万人が利用すると予測されています。

 

 

参考・画像引用元:
株式会社シード・プランニング プレスリリース 『国内の電子お薬手帳サービスの市場予測

 

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